
先日、脱北していた25歳の北朝鮮人が性暴行容疑の操作中に北朝鮮に渡り、北朝鮮ではこの人間が新型コロナウイルスに感染していたと報道されていたことについて、北朝鮮側に渡る前に7回も監視装置に捉えられていたものの月明かりが弱くて対応できていなかったなどと苦しい言い訳をしていることが明らかになりました。
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'헤엄 월북', 北 도착 장면까지 7번 찍혔는데 몰랐다 | SBS 뉴스
記事によると韓国国内で同じ脱北者の女性をレイプしたとして当局の捜査を受けていた25歳の脱北者について、合同参謀本部は先月31日、2020年7月18日未明に行われた一連の越北事件に関して韓国軍が運用するカメラに捉えられていたことが分かったという調査結果を発表しました。
合同参謀本部によると、この25歳の男は17日夜に越北したルートを下見しており、当日となる18日午前2時18分に江華島までタクシーで移動し到着していたことがわかったとのこと。その後、排水溝の鉄柵の下をくぐり同日2時46分に離れたとのこと。
調査結果では同日午前4時ごろに対岸側の北朝鮮に到着するま合計7回、韓国軍の監視カメラに捉えられていました。しかし、月明かりが弱く越北を認識できなかったとのこと。また越北するまでに韓国側の排水溝を経由していたことに関して、非常に古いもので当時成人男性が通過できるほどの空きがあったとしています。
▼越北に使われた実際の排水溝

今回の問題を受けて海兵隊2師団長を職務解任、海兵隊司令官と及び首都軍団長に対しても厳重警告措置とする予定とのことです。
以上が記事内容になるのですが、韓国では近年同様の事件が相次いで報告されており、例えば今年6月頃には中国から海を渡ってボートで侵入した中国人を発見できず、住民側の通報で初めて明らかになった事態が報告されています。この違法入国は韓国軍に捉えられていたものの釣り船と認識し対応していませんでした。
また2019年6月には日本海を経由し韓国の港に北朝鮮の船舶が入港するという事件があり、こちらも韓国軍のレーダーなどで複数捉えられていたものの軍側は波が高くレーダーに捉えられなかったなどと嘘の説明を繰り返していたことが明らかになっています。