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映画などでよく描写される人の血にサメが寄ってくるという表現。これに関して海外で実際に人の血でどれほどサメが寄って来るのか自然のサメを使用し試した研究を紹介します。

Daily Mail Onlineによると、元NASAのエンジニアという人物がYoutube上で公開した内容として『哺乳類の血』『魚の血』『海水』の3つにわけ、これを海に撒いたところどの程度サメが寄って来るのか実際に調査を行いました。

Gruesome experiment pumps human and fish blood into the ocean to see which sharks prefer to feast on | Daily Mail Online

記事によると、実験では無人のサーフボードを用意。それぞれに5ガロン分の死んだ魚から集めた血と哺乳類から取った血、そして比較するため海水も用意しました。本当は人間の血を使いたかったものの5ガロン分を用意することは法律上難しかったとことで牛の血が用意されたとのことです。


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結果はどうなったのか。動画によると哺乳類の血、海水、魚の血を距離を空け横並びにして観察したところ、サメがサーフボードに接近した回数は哺乳類の血8回、海水は0、魚の血は134回と圧倒的に高い数値となりました。

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確かにサメは魚の血に対してかなり敏感に反応していたことが伺えるものの、哺乳類の血でも寄って来ることは間違いなく、人の血でもおびき寄せられるというのは間違いはないと考えられます。

投稿者によると人の血の反応が良くないのは、サメが哺乳類の血というのをどのようなものかよく分かっていないためではないかと主張しています。