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密集・密接など人の集まりが基本的に行えないことで消費が低迷しているアルコール飲料。海外では消費されなかったアルコールを燃料に変換させることが行われていると報じられています。

KBSニュースによると、ビールの需要が世界的に急減したことを受けオーストラリアでは出荷されずに余ったビールを環境に優しい燃料として活用しているとのこと。

[코로나19 국제뉴스] 안 팔리는 재고 맥주, 호주서 친환경 연료로 재사용 > 뉴스광장 1부 > 국제 > 뉴스 | KBSNEWS

記事によると地域の醸造場が苦境に陥っているという話があり捨てずに再利用できるアイディアが無いか考え出されたところ、ビールに含まれる酵母からメタンガスを作り下水浄化施設を稼動する施設の燃料に使用するという方法が考え出されたとのこと。この案は既に運用段階に入っているとしています。

これを機にオーストラリアでは各地の醸造場から安価なビール数百万リットル分を買い取りエネルギー源として再利用されるケースが増えているといい、今後ビール工場でも環境に優しいエネルギーを用いて稼働させるなど使い方が考えられているとしています。


『ビールからメタンガスを回収する』という方法についた調べてみたところ、日本のメーカーでもビールを製造する課程の排水からメタンガスを回収しガスエンジンを稼働させるという技術があり、これを応用したものと考えられます。