新型コロナウイルス_1

新型コロナウイルスが原因で国内外で広まったオンライン授業。一方でこのオンライン配信で様々なトラブルも発生しているのですが、先日アルゼンチンの大学教授が配信中に倒れその後死亡が確認されるという出来事があったと報じられています。この教授は新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたとのことです。

今月5日、デイリーメールなど海外メディアた伝えたところによると、アルゼンチンのブエノスアイレス大学の教授であるポーラ・デ・シモーネ教授がオンライン授業を行っていた最中に突然倒れ、そのまま死亡するという出来事があったと報じてます。

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記事によると、当時の様子としてシモーネ教授の授業を受けていた学生が教授の体調に何らかの異常があるように見え、学生らが救急車を呼ぶために「先生の住所を教えてほしい」と呼びかけていたといいます。しかし、教授は「それはできない」などと拒否していたといいます。しかし、その言葉を最後に教授は倒れてしまったといいます。

この様子は当時オンライン授業を受講していた学生が目にすることになりました。この事態について大学は声明を出し「教授そして遺族のプライバシーを尊重してほしい」とし、教授の最後の瞬間を流出させないようお願いしていたとのこと。


なぜ教授は体調不良のまま授業を行ったのかは定かではないものの、教授は亡くなる数日前にツイッターで1ヶ月以上新型コロナウイルスのような症状があるといい、なかなか状態がよくならないとコメントしていたとのこと。家族によるとここ数日間は咳がとまらなかったと話しています。
また家族についても夫が医師で新型コロナウイルスの流行で過度な仕事量をしていると気遣う様子もあったとのこと。夫によると、妻が倒れたとき職場にいたらしく家で妻が亡くなったと話を聞き自宅に戻ることができたと話しています。

大学によると、シモーネ教授は体調が良くないにも関わらずオンライン授業をしたいという意思をみせていたと主張しています。

結果的にシモーネ教授は当時新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになったとのことです。アルゼンチンでは48万人が新型コロナウイルスに感染しており、うち9900人以上が死亡しています。