EF-2000

先日、最終組立が始まったなどと報じられていた韓国の次世代戦闘機KF-X。現在共同開発国として唯一インドネシアが参加しているものの、最近別の戦闘機に目を付けている行動が確認でき最終的にKF-Xを放棄するのではないかと報じられています。

韓国メディア中央日報によると、オーストリア日刊紙クローネは6日(現地時間)同国の国防部長官が自国空軍のユーロファイター・タイフーンをインドネシアに売却する交渉が進行中であると発表しました。

여기저기 전투기 간 보는 인니…KF-X에 정말 뜻 있나 - 중앙일보

ユーロファイター・タイフーンは主に欧州で運用されているジェット戦闘機でオーストリア空軍でも運用しています。しかし、オーストリアでは2002年にユーロファイター・タイフーンの導入課程で不正が発覚。現在18機(訓練用の複座機3機を含む)を運用しているものの、2020年から運用している15機を段階的に退役させる方針となっています。つまりこの退役した戦闘機を中古としてインドネシアに売却する話が進行しているものと考えられます。


この報道について韓国では同じく今後導入を目指して開発を進めているKF-Xについて、「問題となるのはKF-Xの協力パートナーだ」と主張しています。インドネシアは1兆7000億ウォンをKF-Xに投資すると契約したものの、現在は滞納しており支払った額は2272億ウォンに留まっています
またインドネシアは過去にもあったように分担金を現物で支払えないかと主張しているといい、韓国側が困り果てていると関係者が話しているとのこと。

インドネシアについてはこれまでもアメリカのF-35やF-16V、ロシアとはSu-35、さらにフランスの戦闘機にも興味を示しており状況は定かではありません。

ただ、現時点で分担金を支払えないインドネシアがユーロファイター・タイフーンを購入できるとも考えにくく、このような話しをちらつかせることで韓国との交渉を有利に進めようとしている考えも伺えます。
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