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解決できていない科学の謎の一つとして『地球外生命体は存在するのか』というものがあります。これまでの観測から、存在の可能性は示唆されているものの証拠までは示されていません。一方、これに関してロシアは今年11月にも地球外生命体の存在の証拠を発表すると報じられています。

地球外生命体を発見するにはいくつか方法はあるものの、方法の一つとしてその惑星でサンプルを採取するなどして証拠を直接見つけるものがあります。しかし現代の科学技術ではお隣の火星のサンプルでさえ入手することは非常に困難です。

ロシアの研究者 地球外生命の証拠を公開 - Sputnik 日本

さて、今回ロシアが11月にも研究内容を発表するという地球外生命体の証拠に関して、いったい何を根拠にしてるのでしょうか。当該記事によると、そのサンプルは1864年にフランス地方に落下したオルゲイユ隕石だとしています。

ロシアの研究者によると発表される論文は宇宙を漂う小惑星に含まれる生命が地球に到達し繁栄したというパンスペルミア説を実証したものになっているといい、ロシア科学アカデミーのアレクセイ・ロザノフ氏は「私たちが入手した写真は、それらを否定できないほどよく物語っている」と主張しています。

『撮影した写真』ではなく『入手した写真』という表現が引っかかるところですが、記事によるとこの隕石を撮影したものに球菌や桿菌、フィラメント状の原核生物、アクリターク、原生生物、アルベオラータ、有孔虫、単細胞藻、また、走磁性細菌といった微生物が確認できているとしています。


▼オルゲイユ隕石
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オルゲイユ隕石はフランス南西部に位置するタルヌ=エ=ガロンヌ県に落下したもので広範囲に散らばった20個あまりの破片が確認されています。この隕石についてはこれまでの研究から地球上のものではないことが確認されており、間違いなく宇宙由来の小惑星であると考えられています。ただ、1961年に生物の痕跡が発見できたという今回の発表に似た内容が報告されていたものの後に捏造されたものだと確認されているそうです。
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