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近年、軍事分野で新たな兵器として注目されているのはレーザー兵器です。これはSF映画のような鮮やかなレーザーが飛び交うようなものではないのですが、米軍需大手ロッキードマーディンは戦闘機に搭載可能な機外ポッドに収めたレーザー兵器の運用を目指しています。

今月14日、ロッキードマーディンが発表したのは戦術空中レーザー兵器システム(TALWS)に焦点をあてたアニメーションです。映像では空中給油機KC-46に搭載された戦術赤外線センサーと連携する形でF-16戦闘機に搭載されたレーザーポッドを使用し、飛来するミサイルを迎撃している様子が確認できます。



TALWSについては先月同じくロッキードマーディンが公開しており、そこでは輸送機を攻撃機に改造したAC-130の胴体に取り付けたものとF-16のハードポイントに搭載されたものがありました。タイプとしては光ファイバーを使用したレーザーの一種であるファイバーレーザーテクノロジーに基づき開発されたものだとしています。

過去に発表された資料としては 空軍研究所 (AFRL)は2017年に自己防衛機能としてのレーザー兵器開発にロッキードマーディンに開発権を与えたとしており2021年にもレーザーをターゲットに照射する制御システムのサブシステム開発のテストを2021年にも実施するとしていました。しかし、技術的な問題から2023年に延期されているとのこと。

いずれにしても公開された動画では戦闘機ではなく飛来するミサイルに対してレーザーを照射するというものになっており、その理由としてはやはりレーザー出力の低さから数十km先の対象を正確に攻撃できるようなものにはなっていないと考えられます。
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