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みなさんも一度くらい宝くじを購入した経験があると思いますが、実際はそうあたらないものです。実は中国でも日本で行われているような宝くじがあり今月、日本円で5億3800万円相当を当選した男性が現れました。いったいどのようにして当選するに至ったのでしょうか。

広東省深セン市政府が運営する深セン在線は4日付で、中国版宝くじの「彩票(ツァイピァオ)」でこのほど3467万元(約5億3800万円)の賞金を獲得した同省恵州市内に住む男性を紹介する記事を掲載した。記事は同男性の「宝くじを買うコツ」なども紹介した。

レコードチャイナ
この手の宝くじは様々なジャンルがありますが、約5億3800万円を見事当選させたという中国の恵州市内に住む男性はどのような方法で当選させたのでしょうか。記事によると1枚9元(約140円)の宝くじを『単式追加3倍』という方式で当選させたとのこと。

単式追加3倍というのがどのような意味なのかは調べても出てこなかったのですが、記事によるとこの男性は過去20年間、毎月4000元、現在の価値にして日本円にして6万2000円分を購入していたとのこと。単純に日本円にすると1,480万円という額になるのですが、少なとも20年間で1000万円以上は宝くじに当てていたということになります。

職業等は書かれていないのですが深センで働いていたということ、毎月4000元も宝くじに当てるだけの余裕があったことから、そこらの労働者ではなくそれなりの仕事を行っていた人物であることは間違いありません。

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男性によると毎月の購入にあたっては「自分なりのルールを設けていた」といい、具体的には自分の経済力にあった適切な金額を宝くじに投じ「必ず買うこと」を心がけていたとしています。また外れてしまってもそのお金が公益に役立たと考え、少額でも当選すれば大喜びしていたとのことです。


何事も継続することが重要だといわれますが、宝くじを毎月6万円分購入するというのはなかなか難しいところです。実際はほとんどの人は大きな額に当選をすることはないのですが、誰かが当選していると考えること、またそうでなくても投じたお金は無駄にはならず公益目的で役にたっていると思えばこの男性のような機会がもしかしたら巡ってくるのかもしれません。