火星-15

韓国の複数メディアによると、今月10日に実施される北朝鮮の軍事パレードで新型弾道ミサイルと考えられる新たな戦略兵器が公開される可能性が高まってると報じられています。(写真は過去の軍事パレード)

韓国当局よると明日10日、北朝鮮が朝鮮労働党創建75周年という節目の記念日に合わせて行われる軍事パレードで新たな弾道ミサイルを発表する可能性が高まっているとして、関心を集めていると報じています。

聯合ニュースによるとその理由までは示されてないもの、今月7日には徐旭(ソ・ウク)国防部長官が陸間弾道ミサイルや潜水艦発射弾道ミサイルなど戦略兵器を公開する可能性について「例年よりも閲兵式を含め、さまざまな行事を準備しているとみられる」と発言していました。


一方で今月9日時点で韓国当局によると、何らかの新型弾道ミサイルが公開される可能性がかなり高いとしており、軍事衛星などで撮影したものが軍および政府が確認している可能性があります。

現時点でどのような兵器になるのかは詳細は分かっていないのですが、記事によると韓国当局は多弾頭搭載型の新型ICBMを公開する可能性が大きいと見ていると記載されています。この多弾頭型とは文字通り1基の弾道ミサイルの先端に複数の核弾頭を搭載可能なものです。

▼1970年代に開発されたMIRVが導入されたソ連の多弾頭型弾道ミサイル
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専門用語としてはMultiple Independently-targetable Reentry Vehicle『MIRV(マーヴ)』と呼ばれている搭載方式を指す言葉でアメリカやロシア、中国で運用している大型のICBM(大陸間弾道ミサイル)はMIRVの搭載方式になっています(ちなみに火星-15についても多弾頭搭載型とされています)

▼片側9輪の火星15。新型兵器は更に多くなると見られている。
火星15

韓国当局によると、北朝鮮が配備している最大のICBMである火星15は運搬する車両が片側9輪となっており、明日行われる軍事パレードでは更に多い車輪を搭載した車両が登場する可能性が高いという観測がでているとのことです。また仮に大型化されたICBMが登場した場合、火星16と命名する可能性があるとしています。

また新型兵器については固体燃料タイプの弾道ミサイル可能性もあり詳細はつかめてはないのですが、いずれにしても何からの大型の戦略兵器が登場することはほぼ確実と見ています。一方で北朝鮮が開発を続けているという潜水艦発射弾道ミサイルとその発射試験については実施されたり公開される可能性は低いとしています。

10日の軍事パレードについては生放送ではなく、現時点では11日録画したものを放送すると当局は見てます。

Source:聯合ニュース
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