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海外メディアによると、米ミズーリ州ウェブスター大学内にある孔子学院の代表に関してFBIの捜査を受けた翌日に死亡するという出来事があったと報じています。

2020年10月11日、米華字メディア・多維新聞は、セントルイス・ポスト・ディスパッチの9日の報道を引用し、ミズーリ州ウェブスター大学孔子学院の代表を務める劉強(リウ・チアン)氏が6日に連邦捜査局(FBI)の捜査を受けた後に死亡したと伝えた。

Record China
中国政府が中国語学習や中国文化普及のため設置したという教育機関「孔子学院」。アメリカ以外にも日本など世界中の大学内にも存在しています。一方、トランプ政権はスパイ機関と名指しており、ポンペオ国務長官は2020年9月1日に「中国政府は孔子学院を通して米国の大学でスパイや協力者を募集している」とし「年内にすべての孔子学院を閉鎖することを期待する」と発言していました。

その一つ、孔子学院が置かれたミズーリ州ウェブスター大学で同学院の代表がFBIの捜査を受けた数日後に死亡するという出来事があったとのこと。

Record Chinaには詳しい内容が記載されておらず調べてみたところ、2020年10月6日夜にこの代表とされる人間に関してアメリカはFBIおよび警察官が代表は住んでいるアパートに対して児童ポルノ調査として捜索していたとのこと。そして代表は捜索が行われた翌日に死亡しているのが発見され、警察が再び同じ家に呼ばれたとしています。死因については『自殺』とされていいます。

10月6日に行われたFBI及び警察による代表宅への捜査については、捜査令状が執行去れた時つまり捜査が行われたときに代表の姿は無く室内には誰もいなかったものの証拠は押収されていたとのこと。この代表は2019年1月から代表を務めていたとしています。