ヒュンダイ コナ 炎上

韓国の複数メディアによると、今月17日ヒュンダイが開発した電気自動車『コナ』が炎上する事故があったと報じています。コナは今月4日にも炎上事故が発生したばかりでした。

火災事故があったのは2020年10月17日午前3時40分ごろ、京畿道南楊州市にある住民自治センターの駐車場です。記事によると炎上した電気自動車『コナ』は駐車場にある電気自動車用の急速充電ステーションで充電中だったといい、過去に炎上事故が発生した同じような状況で再び炎上したということになります。
この火人命被害はなかったものの炎上した車のトランク部分、また後部座席などが焼けたといい消防署による推定として2,500万ウォン(約230万円)の財産被害が出たと報じられています。

또 코나 불탔다, 전기차 충전 중 '펑'…2년간 벌써 14번째 화재 - 중앙일보

地元警察と消防当局は車両火災の原因を調査しているのですが、炎上した車はヒュンダイ自動車が開発した2018年式コナ電気自動車で、16日の午後10時頃から駐車場で充電中だったとのこと。その後、ポンという爆発音をたて白煙が上がっていることを所有者が目にしたことで119番通報。火の手が上がったものの消火活動が始まってから3分ほどで消し止めらたとのこと。


▼消火されたコナ
ヒュンダイ コナ 炎上_1

ヒュンダイが開発したコナは完全な電気自動車、エンジンを搭載したハイブリッドタイプ、そしてNラインの3つのモデルを開発し発売しました。記事では「ヒュンダイ自動車の環境・高性能技術が結集された車種だ」と説明されています。

しかし発売が開始されて以降、つまり2018年以降、韓国国内では9件、海外では4件、今回の炎上事故を除き合計13回の炎上事故が報告されています。特に最近では多く報告されており、2020年9月26日、10月4日に報告されており、そして10月17日とわずか1ヶ月間で3回の火災事故が発生しています。



当然明らかに車輌そのものに欠陥があることは間違いないのですが、ヒュンダイ自動車は2020年10月8日になってようやくリコールを発表。10月16日からこれまで販売した2万5000台を対象にリコールを開始しています。リコールの主な内容はバッテリーの交換とソフトウェアの更新とのことです。