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食料品店で売っている冷凍食品から手作りの食べ物まで、冷凍することで長期間保存することができます。冷凍技術は現在の世界中を行き交う食糧の輸送でも必要不可欠な方法になるのですが、一方で中国では1年前に作り冷凍した麺製品を口にしたところ家族全員が死亡するという出来事があったと報じられています。

韓国メディア『マネートゥデイ』によると、今月19日中国国家衛生健康委員会は国慶節の連休期間だった今月5日、中国黒龍江省鶏西市で冷凍庫に1年間保管していた麺を食べた一家9人が最終的に全員死亡したと発表した。

냉동음식의 비극…'1년 보관' 국수 끓여 먹고 일가족 9명 모두 사망 - 머니투데이

記事によると、一家が当時食べていたのはトウモロコシの粉を発酵させて作る麺だったといい、遼寧省や吉林省、黒龍江省など中国北東部ではよく口にする食べ物でした。しかし、この一家は1年前に作った麺を解凍し今年の10月4日に食べたところ異常を示し、翌5日に病院に運ばれたもののこの日だけで家族9人中7人が相次いで死亡しました。

残り2人の生存者については治療が続けられたものの11日に1人、そして19日に最後の1人が死亡し結果的に家族全員が命を落とす最悪の結果になったとのこと。


麺に何が含まれていたのでしょうか。記事によると、当局が行った調査として死因は食中毒だったといい、基準値を超える『シュードモナス(正しくはPseudomonas cocovenenans)』という細菌が確認されました。シュードモナスは腐敗菌の一種で低温でも増殖することができる特徴があります。

中国国家衛生健康委員会によると「夏場や秋に作る発酵食品はシュードモナス菌に汚染されやすく、ここで生じる毒性は高温で調理しても簡単に死滅することはない」、「感染しても効果のある薬もなく死亡率は50%に達する」と警告しました。。

委員会によると2010年から現在の10年間でこの菌による食中毒事件は14回発生し合計84人が中毒症状をみせた37人が死亡したと集計されています。
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