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新型コロナと同時流行を避けるため高齢者らを中心に無料の予防接種が行われているものの、この接種を理由に死亡したと考えられる人が26日時点で59人となっています。一方で予防接種に関して韓国政府は「去年は7日で1500人が死んだ」などと説明しました。ちなみに昨年における韓国国内におけるインフルによる死者数は3000人程度とのことです。

韓国メディア中央日報によると、疾病管理庁長、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)庁長は相次ぐ国内におけるワクチン接種によると考えられる死亡者が報告されていることについて、「昨年におけるインフルエンザワクチン接種後7日以内に死亡した人は推定で1500人。今回の死亡とワクチンとは無関係」だという趣旨の説明をしました。

[안혜리 논설위원이 간다] 정은경 "1500명 사망" 말한 순간, 국가백신 대응 이미 실패했다 - 중앙일보

この1500人については65歳以上の高齢者のみの数値であり、今回報告されている26日時点で59人という数値については因果関係は無いとの主張をくりかえしました。

韓国ではワクチンを接種後に死亡するケースが報告されているとし、国内でも政府に対して不信感が高まっています。記事ではむしろ問題なのは「信頼を失った政府がもたらす公衆衛生の危機だ」とし、「簡単に例を挙げれば、新型コロナウイルスのワクチンが出てきたとしてもワクチンを接種しなかったり、ワクチン対応にかけた費用が無駄になりかねない」と指摘しています。
そして、この1500人という数値に関して韓国国内ではもう一つ別の問題がでており実は国内でインフルエンザに感染して死亡した人は昨年は3000人あまりだとしています。これは国政監査に出席した疾病管理庁長の鄭銀敬庁長が口にしたもので「インフルエンザで年間3000人以上が死亡するため、高齢の高危険群は接種せよ」という意見だったといいます。


韓国では新型コロナで死亡した人はまだ500人しかおらず、ネット上では「インフルエンザで毎年3000人死亡しているならなぜ都市封鎖などを行わなければならないのか」という疑問でているほか、「1500人が1週間で死亡しているというならばそれはワクチンではなく毒だ」という指摘も寄せられているとのこと。また「毒物で国民を殺したという自白だ」という主張もでているとしています。

確かに数値だけを見ればこの反応は当たり前のように思えるのですが、仮にインフルエンザワクチンを誰も接種しなかった場合における死亡者はどれだけになるのかという数値が無く、「ワクチン接種は意味が無いどころか逆に危険。接種をやめよう」という考え方は非常に問題があると思います。
今後登場する新型コロナウイルスのワクチンに関しても、インフルエンザのように仮に感染したとしてもタミフルようような治療薬が無いため感染後の状況は全く異なるというのは認識しておく必要があると思います。
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