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中国でここ最近話題になっているのは大食い系の動画や番組です。中国ではこのような大食い動画がウケておりこれでお金稼ぎをしている人もいるほどとされているのですが、中国政府はこのような大食いといった行為や食べ残しを無くすため法律で禁止する法案の審議に入ったと報じられています。

韓国メディアYTNによると中国の立法機関である全国人民代表大会(全人代)で、いわゆる「食品廃棄物禁止法」草案の審査に入ったと国営の新華通信が報道しました。

この食品廃棄物禁止法とは中国で最近話題になっている過度な食事(一般人では行えないような大食い)などの放送、また飲食店側が客に大量の料理を出すことが禁止されるというもので、違反者については最大で15万元、約160万円の罰金が課せられます。

法案によると、例えばレストランではゲストごとに食事の量を事前に説明して量を調整することができるようにし、仮に客が明らかに食べ残した場合は客に対して追加金を要求できるようにするとしています。

なぜこのような大食い系が一律に禁止されたのか。理由はいくつか考えられるのですが、一つは中国では現在大量の食糧を輸入しており、何らかの理由で輸入が難しくなったり輸入ができないなど混乱が場合場合、国内で深刻な食糧問題が発生する可能性がゼロではないためです。

例えば中国農業関連の部門は2016年にジャガイモの主食化を計画を進め主食を米と小麦(小麦粉)ではなくにすると発表。これにより国営放送でもジャガイモを使った料理番組が積極的に放送される他、新聞でも「主食に適任のジャガイモ」などとプロバガンダが始まっていました。
理由は人口増加に伴い中国では2030年頃には毎年1億トンあまりの食料を国内で生産する必要があると予想が出されており、将来的に何らかの食糧問題が噴出する恐れがあるためとされています。

また中国では既に2013年時点で『光盤運動』というものが行われていました。中国では客に食べきれないほどの量の食事を出すことが伝統となっているのですが、これが大量の食品ロスを出していると指摘されました。そこで食べ切れる量を出そうと文化の変化を求めたものが光盤運動です。

▼光盤運動
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このように中国はかなり昔から対応を考えていたことは間違いありません。特に最近若者の間で流行っている大食いや大食い系の映像では食べたふりをして捨てていること指摘されることも多く、昨今の情勢もあり法律で規制するという対応に乗り出したということになります。
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