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ボーイングが開発しオーストラリア軍で運用を目指し試験が行われている「エアパワー・チーミング・システム(ATS)」という新世代の無人機に関して滑走路を高速で走行する試験が行われたと報じられています。

ボーイングによると、今月21日ロイヤルウィングマンとしても知られるロイヤルウィングマン「エアパワー・チーミング・システム(ATS)」について、初となる高速走行試験を実施し一連のテストは完了したとと発表しました。

ロイヤルウイングマンはこれまで低速、中速の試験が行われ、今回は高速試験を実施。地上の管制局から航空機の状態を監視し、今後行われる初飛行までの加速に問題がないか機能面が確認されました。

ボーイングによると今回の高速走行試験は満足の行く結果だとしており、「私たちは来年の飛行試験に備えるための最終試験検証を完了しています」と発表しました。

ボーイングの空軍チームにおけるシステムプログラムディレクターは「ロイヤルウイングはこの1年だけで驚くべき進歩を遂げました。私たちの焦点は現在、ロイヤルウィングマンプログラムのための安全で確実な飛行試験の実施にあります」と話しています。

ロイヤルウイングについては来年初頭の初飛行に向け今後も地上での試験が続けられ、最終的には離陸速度に達する速度で滑走し急停止するなど試験が行われることになります。


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ロイヤルウイングマンは機体前方部分をそっくり取り替えることで電子戦、諜報、偵察、監視がそれぞれ行えとされ、従来の無人機のように人の手を介さない人工知能(AI)を搭載することで有人機と一緒に行動することができるなどこれまでにない機体に仕上がっています。

機体は全長38.5フィート(11.7m)。航続距離は3,700km以上で空対空ミサイルや航空爆弾を搭載可能とは記載されておらず無人戦闘機や無人戦闘攻撃機として利用されるのかは不明です。
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