先日、ロシアのゴミ収集施設で分別作業員により偶然発見された猫。袋に入れられる形で投棄されたと考えられているのですが、救出された猫に関してウリヤノフスク州天然資源・環境省は非公式の役職として動物保護副大臣に任命されたと報じられています。
簡単にまとめるとロシアメディアビヨンド日本語版によると、現地時間21日、ロシアのウリヤノフスクという地域でゴミ収集作業員が袋に入った猫を偶然救助された猫に関して、その後どうなったのか報じています。
- ミハイル・トゥカシさんは当時、ゴミ袋に金属が入れられていないか確認していた
- 猫は当時鳴き声も出さず動こうとしなかった。綺麗で野良猫ではない
- その後猫は地元の環境省に送られ、非公式の動物保護副大臣に就役
発見したミハイル・トゥカシさんによると「私達の仕事は流れてくる袋を全て開けそこに金属がはいっていないかチェックすることでした」と話し、当時いつものように袋が流れてきて持ち上げてみると中に柔らかい何かが入っていることがわかったとのこと。そこで少しだけ開けてみると、2つの目がこちらを見ていたと話しています。
びっくりして袋を開けると猫がいて当時猫は鳴き声も出さず動こうともしなかったとのこと。ミハイルさんによるとこの猫はとても綺麗で明らかに誰かのペットだったと話しています。
その後、救助された猫についてはしばらくゴミ収集施設の会社内で飼われていたもののウリヤノフスク州天然資源・環境省に送られたとしています。またネコを救助した人達と会社には感謝状が送られ、トゥカシさんには特別褒賞金も送られたとしています。
ウリヤノフスク州天然資源・環境省によると動物病院で診察を受けたところ、やはり誰かに飼われていた猫で間違いないと診察を受け、健康状態も特に問題はなくノミ駆除をし、一連の予防接種を受けたとのこと。
そして救助された猫のため省は非公式の役職を設けたたといい、ネコは省内の動物保護副大臣になったと話しています。広報部によればネコは受付にいて、椅子の上で寝るのがお気に入りだと話しています。