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世界中に溢れるフェイクニュース。SNSを利用した個人から中には大手メディアが意図的に受け手を騙すために歪曲させるなど手法は多々あるのですが、これに関して海外で行われた研究ではこの手のフェイクニュースに自分は騙されないと思っている人が多いことが明らかになりました。

人々を惑わせるフェイクニュースの拡散は、新型コロナウイルスのパンデミックなどの脅威に立ち向かう人類にとって大きな課題です。アメリカの成人を対象とした調査により、多くの人が「自分は平均的な人よりもフェイクニュースにだまされにくい」と過信している実態が明らかとなっています。

GIGAZINE
この研究はノースカロライナ州立大学と華南理工大学の研究チームが行ったもので、アメリカ人1793人を対象にアンケート調査を行ったところ、「自分以外の人々はフェイクニュースを信じやすく、自分は平均よりフェイクニュースにだまされにくい」と考える傾向が強かったことがわかったとのこと。

調査内容は新型コロナウイルス関連のフェイクニュース、例えば5G(電波)が新型コロナウイルスを拡散させているなどという情報を受けてどう感じたか、などそれ以外にも様々なフェイクコンテンツを閲覧した場合にどう感じるかを答えてもらったというものです。

この研究でなぜ自分は他人よりもフェイクニュースに騙されないと回答している人が多くなったのか。これは第三者効果と呼ばれている仮説で説明がつくといい「自分よりも他の人の方が強く影響を受ける」と思い込んでしまうためだとしています。つまり、そこに根拠は無いとしています。


ではなぜ騙されないと思っている人が多いにも関わらずフェイクニュースがこれほど拡散されてしまうのでしょうか。フェイクニュースに晒された私達は恐怖・心配・嫌悪といった感情を懐き、現代ではSNSを通じて情報を発信しようとするとのこと。これは新型コロナウイルスが発生したときに「トイレットペーパーが無くなる」などと根拠のないデマを流しそれを拡散した行動と同じように、フェイクニュースを見た人が良い感情よりも否定的な感情によって拡散し、それを見た人がまた拡散するという流れが続くとのこと。

また記事ではいくら正しい情報を伝えたとしてもSNSで拡散するなどの行動は「人は否定的な感情に基づいて行動しやすい」としています。したがって、トイレットペーパー騒動のように「無くならい」ではなく「無くなる」という方を信じ行動に出てしまうという理由のようです。


フェイクフェイクに関しては、この手の情報を常に発信している側として感じるのは大手メディアが意図的にフェイクニュースを流しているというよりも、フェイクニュースの情報に晒された人の行動を大体的テレビで報じることでメディアを信頼している視聴者を不安がらせ負の行動を助長しているという印象を受けます。

これは昨今のトイレットペーパー騒動でも言えるように、連日マスコミがドラッグストアの前に出向きフェイクフェイクあれどうであれ、トイレットペーパーが不足している映像つまり『楽に撮れ高の良い映像』を演出することで、結果として「手に入らない」という事実を作っているということになります。
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