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アマゾンでおなじみのジェフ・ベゾス最高経営責任者率いるブルー・オリジンが開発を進めているニューシェパードという弾道ロケット。これに関して先日、有人打ち上げモデルとなるニューシェパード4と宇宙船の打ち上げに成功したと報じています。



アメリカ現地時間1月14日、ブルー・オリジンが開発している再利用可能な打ち上げシステムとなる新たしいニューシェパード4で打ち上を実施し、着陸。一連の打ち上げ試験に成功したと発表しました。

今回の打ち上げはニューシェパードによる14回目の打ち上げとなり、先端には宇宙船『クルーカプセル』が搭載されました。ブルー・オリジンはこのロケットと宇宙船を用いて近い将来、高度100kmを超える宇宙空間に人を到達させる有人宇宙旅行を実施予定で、今回は宇宙旅行に使用する実際の宇宙船が使用されたということになります。

今回の打ち上げでは宇宙船クルーカプセルはは高度105kmに到達。打ち上げたロケットニューシェパード4は発射から7分24秒後に着陸、クルーカプセルは10分10秒後にパラシュートを展開した状態で着陸しました。今回の打ち上げでは人への影響を調査するためマネキンを1つ載せた状態で打ち上げられました。


▼クルーカプセルの船内 一人ひとりに大きな窓が設けられ、空間がとても広い
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ブルー・オリジンは現時点で宇宙旅行の販売などは行っておらず、いつ有人打ち上げを行なうのかなどスケジュールは発表していません。これまで目立った失敗もなく安定した打ち上げを行っており、ジェフ・ベゾス氏もヴァージン・ギャラクティックのような急いだ開発は行わないという趣旨の説明を行っています。そのうえで、今年中もしくは来年頃には同社の社員を載せた有人テストが実施されるのではないかと考えられます。

ブルー・オリジンは既に有人打ち上げは十分行えるであろう技術は習得していると考えられます。ただ昨今の状況も鑑みて宇宙旅行の実施時期については当分見送られ、例えば既に行っていいる研究機関の実験装置などを搭載したフライトを中心に行っていくことも考えられます。
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