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米軍需大手、ノースロップ・グラマンが開発しているステルス爆撃機『B-21』。B-1やB-2といった既存の爆撃機の後継機として開発が進んでいるものですが、これに関しては既に製造が始まっている試作機の初飛行が遅れるとの見通しが報じられています。

環球網によると、アメリカの軍事系ニュースサイトが報じた内容として、今年初飛行が予想されていた米空軍の新型ステルス爆撃機B-21の初飛行が延期され、来年始め以降まで実施出来ない可能性があると報じています。

記事によると、現在、カリフォルニア州パームデールにあるノースロップ・グラマン社の生産拠点では2機のB-21爆撃機が建設されているとしており、。米空軍の関係者であるランドール・ウォルデン氏はインタビューで、最初のB-21の最終組み立てはまだ完了していないが、「本当に爆撃機のように見え始めた」と述べたとしています。つまりB-21は現時点では完成しておらず、初飛行に至る各種試験は行えていない状態だとしています。

▼B-21のレンダリング画像
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ウォルデン氏によると「構造とボディの機能についてです。設計、製造、大量生産が仕様どおりに行われることを確認するために、胴体の曲げについてテストを実行します」と説明しています。これは初飛行前に行うと考えられる機体の強度試験で翼を引っ張り上げるような旅客機で行なう内容になっていると考えられます。

通常初飛行までには滑走路上で徐々に速度をあげならが離陸前まで滑走するというテストが繰り返されます。現時点でそれも行われていないとなると今年中の初飛行はどうなのか判断は難しいところです。

アメリカでは老朽化したB-52爆撃機、超音速爆撃機B-1、そして世界一高価な航空機とされるB-2の後継機としてB-21を開発しており、少なくとも100機以上の配備を決定しているとのこと。将来的には220機を配備する予定もあるとしています。国防総省によると2020年半ばまでに配備を開始したいと発表しています。

参考
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