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職業ごとに髪型の長さなど規則がある場合があります。これらは安全性の確保など様々な理由があるのですがアメリカ空軍および宇宙軍では長くても脇下まで、三編みやポニーテルも許可されるとしています。

アメリカ空軍によると2021年2月からアメリカ空軍及び宇宙軍に適応される規則として女性隊員の髪型について要件を変更すると発表しています。

Air Force to OK braids, ponytails for women — but no beards for men
Air Force to allow longer braids, ponytails, bangs for women > U.S. Air Force > Article Display

発表によると、従来女性隊員の髪型はポニーテールまたは三つ編みにすることは出来たもののその長さは衣装の襟までで、これより下に伸びてはいけない規則になっていました。しかし2月以降は肩甲骨の範囲で両脇の袖から水平線の高さまで伸ばすことができるようになります。結び目はポニーテールは1本、三編みは2本まで。頭の横幅を越えない範囲に収まることを条件としています。また前髪は目を覆わない長さまで許可されます。

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今回要件変更が行われた理由について米軍によると空軍全体で何千人もの女性の意見を取り入れたものだとしており、女性が髪型に関する規則を守るため手入れをすることで、髪の損傷や偏頭痛、また脱毛をもたらしていたことがわかったとし、今回の規則変更は非常に女性のイニシアチブチームからも非常に高く評価されているとしています。

ただ、米空軍によると機械や可動部分を操作する際は事故防止のため依然として安全手順を厳守する必要があるとしており、特に航空兵は潜在的な危険性を分析するために安全対策室に問い合わせをすることを勧めるとしています。

今回の変更について女性空軍主席曹長ジョアン・バスさん「私たちが空軍兵に抱く健康上の懸念以外にも、すべての女性が同じ髪質を持っているわけではありません。私たちの髪の基準は私たちの多様な力を反映する必要があります」また「女性隊員のためこのような重要な変更が加えることができ嬉しく思います」と話しています。