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紆余曲折ありながらアメリカの大統領となったバイデン大統領、就任後様々な署名を行っているのですが、先日その政府調達で米国製品を優先する「バイ・アメリカン条項」に署名しました。しかし、海外メディアは大統領が着用していた腕時計はスイス製だったと指摘しています。

AFP通信によると「アメリカ製品優先購入を主張した大統領、スイス製ロレックスを好む」という趣旨のタイトルで、バイデン大統領が就任日に7000ドルのロレックス時計を着用していたことは単に無視することができないとし、国民は就任式での新大統領についてすべての関心を向ける必要があるだろうという記事内容を投稿しました。

記事によると歴代大統領がスイス製のロレックスを愛用していたのは、ドワイト・D・アイゼンハワーリンドン・ジョンソンロナルド・レーガン元大統領などが知られています。

この腕時計に関してはビル・クリントン元大統領はアメリカ製のタイメックス時計を着用していたといい、ジョージ・W・ブッシュ前大統領も同じくタイメックス、オバマ大統領はカリフォルニア州に拠点を置くジョググレー時計をしていたといいます。
タイメックス
タイメックスは、アメリカのコネチカット州に本社を置く時計メーカー。 一般人でも手に入る時計を作るべきだというコンセプトからはじまり、高級ラインからアウトドア用など総合的なラインナップを備えるが、大衆向けの実用モデルを主として生産する。
ロレックスを着用した写真は就任式の前、つまりバイ・アメリカンの署名を行なう前に撮影されたもので確認されていたというもので、現在はどうなっているのか今後どうするのかわからないもののこのことは知っておく必要があるという趣旨の記事内容になっています。

ちなみに署名したバイ・アメリカン条項、Buy Americanとは公共事業に使う鋼材、金属素材、セメントなどの工業製品を、すべて米国製に限るとする制限条項のことで、具体的には米国が実施する約8,000億ドル(72兆円)にのぼる経済対策において、公共事業に使う鋼材、金属素材、セメントなどの工業製品を、すべて米国製に限るとする制限条項を指します。つまり身につけている衣服やなどは一応例外ということになります。

参考