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大本のインターネット回線を複数に分配するルーター。一般のご家庭でもモデムにルーター機能があったり場合によってはモデムからルーターを購入しWi-Fiや有線LANをつなげるなどされている方も多いと思うのですが、エレコム製ルーターに関して第三者に悪用されるネットワーク上の問題があり、同社は買い替えを促しています。

エレコムのニュースリリースによると、ロジテックおよびエレコムで2011年から2017年までに販売していたルーターに第三者からアクセスされ設定を変更されたり任意のOSコマンドを実⾏されるなどの問題が発覚した件について、対象製品の利用を中止し現行製品への切り替えを促しています。

無線LANルーターなどネットワーク製品の一部における脆弱性に関して - 最新情報 - セキュリティ情報|ELECOM

問題が見つかったのは以下の製品です。
LAN-W300N/PR5B
・LAN-W300N/PGRB
・LAN-W300N/RS

WRC-1467GHBK-A
WRC-300FEBK / WRC-F300NF
・WRC-300FEBK-A
・WRC-300FEBK-S
NCC-EWF100RMWH2
・Androidアプリ「ELECOM File Manager」
無線ルーター以外にもネットワークカメラそしてアンドロイドアプリまであることを考えると製品本体というよりもプログラムそのものに問題があったとみてよさそうです。

何れにしても古い製品に関してはファームウェアの更新が終わっていたりできない物があるらしく製品そのものの交換を促しています。

この買い替えに関しても、安価な外国製無線ルーターに関してはバックドアが仕込まれているなどこれまで不具合が複数みつかっており、無名な外国製ではなく有名な海外企業製もしくは国内企業製のものを選択されることを強くおすすめします。もちろんアマゾンなどの評価はまったく当てにならないため、安価で無駄に高性能を謳う製品は極力避けるようにしたほうがよいと考えます。