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近く日本に輸入され9000万回分を日本国内で量産するというイギリス、アストラゼネカ製わクチンに関して政府系関係者の話として65歳以上の高齢者には効かないなどとドイツ経済誌などで報じられていたことについて、研究データを見誤った誤報の可能性が高いとドイツ政府が発表しました。

英国製薬会社アストラゼネカおよびオックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルワクチン、いわゆるアストラゼネカワクチンに関して、欧州医薬品庁は若年層に限っりワクチン接種を承認する可能性を排除できないという見かたが出始めていると報じています。

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記事によると、イギリスガーディアン紙およびBBC放送で欧州医薬品庁のクック庁長は1月26日、欧州議会の保健委員会に出席しアストラゼネカワクチンの効能についての質問を受けた際に「アストラゼネカワクチンは特定の年齢層でのみ使用できる可能性がある」と述べたとのこと。

具体的には「高齢者にもアストラゼネカワクチンが効果があるかについて現在までに、ごく少数を対象にのみ研究が行われた」とし高齢者への有効性についてはさらなる研究の必要性を求める発言でした。


なぜこのような質問があったのか、25日ドイツの2つの経済紙が政府関係者を引用して65歳以上の高齢層のアストラゼネカワクチンの効果が8%に過ぎないと報道したことです。これに対してアストラゼネカは「私たちは昨年11月にランセットに掲載したデータによると、高齢層へのワクチン接種で強力な免疫反応を見せた」とし「2次接種後には高齢者の抗体生成率が100%に達した」と反論しています。

そもそもドイツメディアなどが先走って報じた主張はいったいどこからきているのか。これに関してアストラゼネカのCEOも「虚偽の主張のソース(情報源)がどこにあるか全く分からない」とし「予防効果が8%としているが、各国の保健当局が使用承認を下したと考えていることを考える必要があるだろ」と述べた。

また、ドイツ保健省の発表として一部経済誌が報じている内容について、アストラゼネカのワクチンの56-69歳の臨床試験の参加者の割合が全体の8%だったことを一部のメディアが高齢者のワクチン効果が8%と勘違いし誤報を出したという主張を出しているとのことです。