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犬といえば走りまわるイメージがあるのですが、下半身に障害のある犬はそれができません。しかし、タイのとある施設では下半身が動かない犬たちによる犬レース(散歩)が毎日行われているといいます。

タイの首都バンコクから南東に位置するチョンブリ県にある施設では現在足が不自由な27匹の犬が保護されています。ほとんどが事故で負傷した個体で後ろ足が不自由で自由に走り回ることができないとのこと。しかし、この施設では不自由な下半身に犬専用の車椅子を固定し、野山を一緒に疾走しているとのことです。

Приют для собак-инвалидов каждый день проводит гонки на колясках

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この施設を管理している財団は2002年にチョンブリに引っ越したスウェーデン人によって設立されたもので、野良犬や不自由な犬の数を目にし暇があれば世話をはじめていたとのこと。そして、その輪が広がり組織に成長したといいます。

▼専用の車椅子。幅、前後の長さなどは犬ごとに調整できるようになっている。
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現在このような足が不自由な犬以外も野良犬なども飼育しており、合計600匹という規模になっているとのこと。これにより費用は1日あたり1300ドル(約13万円)に達しています。

▼レース(散歩)をしていると近くの野良犬も一緒に歩くことがある
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現在、新型コロナウイルスが原因で寄付も40%ほど減少しているほか、外国人観光客の数も減少したため収入が激減しているとのこと。施設の運営については不安要素が多くなっているものの、生き残る未知を模索しているといいます。

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タイでは2017年時点で野良犬と野良猫が80万頭いると推定されており、これを放置した場合2027年には200万頭、2047年頃には500万頭に急増することが予想されています。

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