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イギリスの研究チームは南極大陸の分厚い氷の下にある全く太陽光が届かない海底で謎の生命が見つかったと報じられています。

今回発見された生物に関して研究を行った英国南極観測局によると「地球上に届く光や暖かさから遠く離れた南極の棚氷を掘削したとき、私たちがこれまでに見たことの無いいくつかの種の生息地となる海底の岩を見つけた」と発表しました。

今回調査の対象となったのは、フィルヒナー棚氷でという南極大陸のエリアで、船から260km(沿岸の子氷から260kmに入ったところ)、厚さ890mの氷を突き抜け、そこから1233m下にある海底の調査です。その結果、-2.2度の水温の中、真っ暗な湖底の岩にくっつく形で38種の未確認の新種生命体を発見しました。
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問題はこの生物がいったい何をエネルギーに生き続けているのかです。最近の研究では氷河の下に生息するこの手の生物は水素を化学合成することがわかっています。メタンに依存する化学合成生態系も海洋で発見されており南極海でもやはりメタンが発見されています。

いずれにしても何らかの化学合成食物連鎖に依存し生き続けていることは間違いないと説明しています。

▼氷の下に広大な海が広がる土星の衛星
エンケラドス

私達太陽系にはこのように表面は氷で覆われているもののその下には何十kmもの深さがある海がある天体が発見されています。太陽エネルギーに依存しなくても天体が発する熱で大量の水蒸気が発生していることも確認されており、地球外生命体がそこに存在する可能性があると言われています。


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