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今月16日、日本海を泳いで北朝鮮から韓国に脱北した20代の北朝鮮人に関して、韓国政府は海を約6時間泳いで韓国の海岸までたどり着いたとしているものの、これは難しいのではないかという指摘が出されており既に韓国軍の内外からも疑問の声が寄せられていると報じられています。(画像は参考資料)

朝鮮日報によると、今月16日北朝鮮の一般人(軍人ではないとされている)が、北朝鮮の国境内から日本海に入り韓国の最北東部の沿岸まで10km、約6時間かけて泳ぎ脱北したと韓国国防部が発表しました。

当時の海水温はわずか8度で、脱北者は潜水服を着用しフィンを使ったとしているのですが、韓国軍当局によると米海軍データである「海水温ごとの生存可能時間」では防水服を着用した場合でも海水温が8度の場合は意識が続く時間は45分、生存可能時間は2時間15分で、到底6時間も泳ぐのは不可能だと示されました。

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Photo:ソウル新聞

過去に合同参謀本部作戦本部長を務めた野党議員も、国防部が発表した内容に関しては非常に疑わしいと説明しており、少なくともただの潜水服では体温を維持することはできないと説明しており、軍の関係者も「特別な訓練を受けていない一般人がこのようなことを行なうのは不可能だ」と説明しています。

そこで考えられるのはこの男が船などを利用し脱北、南下し漂着したというものです。この男は漁師が使用する防水服を着用しており、当然船は用意することはできると考えられるのですが、これに関して韓国国防部は「今はまだ明らかにできる段階ではない」と説明しており、男が船を使ったかどうかそれすらも明らかにしていません。
これは単純に船を使い韓国に入ったとすればまた警備体制の不備が指摘されるところであり、同じような問題が前に発生したばかりであり、また問題が大きくなることが予想されるためです。



いずれにしても現時点で韓国軍が捕捉していたにも関わらず脱北者を永遠と放置していたことが明らかになっており、ザルである以上今後も同じような脱北例はでてくると考えられます。
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