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新型コロナワクチンの輸入が今後行われる韓国。一方でこのワクチンを誰が最初に接種するのかという点に関して、野党議員が「ムン・ジェイン大統領が真っ先に打つべきだ」と指摘したところ「国家元首は実験対象なのか」と批判合戦になっていると報じられています。

朝鮮日報によると、韓国国内で新型コロナウイルスワクチンの安全性に関して疑問の声があることについて、とある野党議員がSNSで「ワクチン接種第一号者はムン・ジェインにするべきだ」とある種の提案をしたところ、与党議員が「大統領は実験体ではない」などと批判でたと報じています。

まるで漫画のような批判合戦がに関して、野党議員が提案したのは理由がありそもそもムン・ジェイン大統領自身が「ワクチンに対する不安が高まり、みずから進んで見本となる必要があれば、避けることはない」と説明していたためです。

この点から野党が大統領が第一号者になるべきだと指摘したところ与党議員が何故か噛みつき「大統領がワクチン接種を最初に受けろというのは、小学生でも言わない」「大統領を嘲笑し冒涜している」などと反論。


またこの噛みつき系与党議員は「仮に大統領が先に打てば特別待遇といい、副反応がでればざまあみろと言うのだろう」「大統領は実験体ではない。大統領の健康とスケジュールは国家機密だ」と主張しました。ちなみに韓国に大統領の健康状態については国家機密というわりには過去に何度もでていたことがあります。

このような対応について野党議員は「国民に打たせて安全を確認してから大統領が打つのか?あんたの理論なら国民が実験体ってことだぞ」と反論していたとのことです。ちなみ韓国では調査された71%の人が接種を受けると回答しているとのことです。

いずれにしても新型コロナが地球上から消えることはなく、ワクチンを打って予防するのかそれとも自身が感染するのか単純に2つに1つしか選択肢がない状況です。これほど多くの人を苦しめている状況を鑑みると他のワクチンと同様に接種が義務づけられる可能性があります。