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乾燥や紫外線に耐性がある微生物。これに関して、NASAとドイツが行った研究では、一部の微生物や黒カビが火星環境でも生きられることがわかったと発表されています。

NASA及びドイツ航空宇宙センター(DLR)が共同で行った研究によると火星の地表を模した環境下で微生物や黒カビが生き延びられるのか調査したところ、あくまで地球上で再現された結果として火星環境下でも生き延びられる結果が得られたとしています。

Black Mold From Earth Could Survive on Mars, NASA Says

これはMARSBOxという火星の大気圧と人口の火星の大気に包まれた小さい実験装置を地球の成層圏に送り込み内部に入れられた微生物やカビがどうなるか研究したというものになります。

結果に関して「一部の微生物、特に黒カビの胞子は強い紫外線に晒されても一連の実験を生き延びることができた」と説明しています。

▼晒される実験装置
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また今回の研究に関しては「火星への有人長期ミッションでは、宇宙飛行士に健康上のリスクをもたらす可能性があるため、人間に関連する微生物が赤い惑星でどのように生き残るかを知る必要があります」としています。

今回の研究に関して、カビや微生物は宇宙飛行士に対して、また火星の生命に対しても驚異になる可能性もあるのですが、このような微生物は宇宙探査という点では非常に貴重な存在になる可能性があると説明しています。「彼らは私たちが地球から独立して食料や資材の供給を生み出すのを助けることができました。それはホームから特に遠く離れているときに重要になるでしょう」と説明しています。

ちなみに、長期の宇宙滞在に邪魔になりそうな微生物については私達の体にどころか体内にも無数に存在しており、これらを取り除くことは可能だと説明しています。

また2017年には国際宇宙ステーションの外側を拭き取った綿棒から地球由来の微生物が見つかるなど地球付近を周回するだけでわずかならが微生物が付着するような現象も確認されています。


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