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アメリカの民間企業が運用を目指す超大型宇宙船となるスターシップの大気圏内試験機であるスターシップSN10(シリアルナンバー10)による離着陸試験が行われたもの、着陸に成功した後に爆発してしまう事故がありました。

スペースXは現在『スターシップ』という大型の宇宙船の試験機の打ち上げ試験を実施しています。この試験は垂直に離陸し、一旦機体を水平にし飛行速度を下げ、再び垂直に戻し着陸する、という一連の飛行の中で最も困難で高い技術の実証を目指しているものになります。

そんなスペースXはスターシップの運用に必要不可欠なロケット本体の制御に関わる部分の試験(高高度飛行試験)を繰り返しているのですが、今回行われた試験で試験機シリーズでは初めて着陸に成功しました。(推測)



こちらがSN10による試験映像になるのですが、これまでも早い段階で姿勢を戻しゆっくりと着陸している様子が確認できます。



そしてこちらが着陸後爆発した様子を映したものです。SN10について、よく見ると着陸後の姿勢が傾いており、着陸の衝撃により機体構造、特に燃料タンクやエンジン、配管などが歪むなどして損傷を受けていた可能性があります。また着陸前の映像でエンジンの燃料が2基停止しているように見えるのは正常のものとなります。
いずれにSpaceXによる公式発表はまだなく本体が爆発してしまったことで原因究明もハッキリしないと考えられます。

ただ、今回着陸自体は一応成功しており、これほどの規模のロケットを垂直に着陸させることは世界でも前例がないため今後もSpaceXの高い技術力が改めて証明されたということになりそうです。
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