ATSの運用を目指すオーストラリア空軍の広報は「ロイヤルウイングマンプロジェクトは、自律システムと人工知能を統合した賢いヒューマンマシンチームを作成するためのパスファインダーです」「このプロジェクトを通じて、新機能を統合して空中戦やその他の任務を補完・拡張する方法を学んでいます」と話しています。

初飛行に成功した機体は、長さが11.58m、翼幅が7.3m。センサーを搭載することができる機体の先端部分が取り外し可能なものになっており、先端を交換することで同じ機体を使用しながら異なる専門のミッションを行えるという特徴があります。航続距離は3700kmです。C




ロイヤルウイングは特に有人機に随伴する形で運用されるような使い方を目指しており、人の手による操縦ではなく、最新の人工知能を搭載することで文字通り自律飛行させることを目指しています。オーストラリア軍は今後新たに3機のロイヤルウイングを購入するとしており、現時点の契約機数は6機としています。

現在同様のコンセプトの機体は特にアメリカで活発に開発されています。