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一昔前、ADSLなどインターネットが急速に普及した時期によく使われていた『ブロードバンド』という言葉。これは大容量通信ができるネット接続を指す用語になるのですが、この定義に関してアメリカでは上り下り100Mbps以上の回線をブロードバンドにすることを求めていると報じられています。

ご自宅のインターネット回線における上り下り、つまりダウンロードとアップロードの速度は何Mbpsの契約をしており、実際にどのくらいの速度が出てるかご存知でしょうか。光回線であれば上り下り100Mbps以上の契約が多いと考えられるのですが、実際の速度は数分の1だったり、場合によっては数Mbpsまで落ち込むという劣悪なプロバイダーも存在していると言われています。

さて、今回のテーマはGIGAZINEが取り上げた『アメリカにおける放送通信事業の規制・監督を行う連邦通信委員会(FCC)に対して、「ブロードバンドの定義を4倍に跳ね上げるべき」という意見書が政治家グループにより提出されました。』とい記事についてです。
最近の10代前半の人であれば『ブロードバンド』という言葉自体も知らない人が多いと思うのですが、要はインターネットの「高速回線=ブロードバンド」という専門用語みたいなもので、低速回線は「ナローバンド」という言葉をつかっています。

携帯電話でも3G、4G、5Gと高速回線に移り変わりしているのと同じように、インターネット回線速度も数Mbpsだったものから100Mbps、現在は1Gbpsなど高速回線が整備されています。したがって、ブロードバンドで何がナローバンドなのか、10年前のブロードバンドと現在のブロードバンドは回線速度も異なってくるということになります。

特にブロードバンドの言葉が使われる家庭向けの固定回線は新型コロナウイルスもあり家庭で仕事(リモートワーク)をする人にとっては特に重要で、ライブカメラで会議に参加する場合などは高速の回線が必要になり、仕事のファイルをアップロードするにも高速回線が必要不可欠です。

そこで、アメリカの上院議員グループは2021年におけるブロードバンドの定義を定義としていた「上り3Mbps、下り25Mbps」から「上りと下りの両方が100Mbps以上」とするよう求めました。これに関して海外メディアも新型コロナウイルスでリモートワークが普及しつつある現代においてFCCの既存のブロードバンドの定義はあまりに貧弱すぎると指摘しています。


携帯電話も家庭の固定回線もなぜそれほどの大容量・高速回線になったのか。その理由は例えばホームページであれば1ページあたりの情報量が増していることも原因です。例えばこのサイトのようにニュース記事とYoutubeなどの動画をリンクしたり、中には埋め込む形でページを開くと同時に再生されるなどしているためです。
もちろん、オンラインの映像や音楽配信も普及しているほか、PCやスマホで扱うデータそのものの量が増えており(例えば写真や動画など)、必然的にインターネット回線は端末やPCインターネット性能にあった合った速度が求められるということになります。
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