韓国メディア朝鮮日報によると、ここ最近韓国の中西部に位置するイクサン市で2トンの金塊が埋められているなどという噂が広まり話題を集めていると報じられています。

익산서 1400억원대 금괴 매장설 확산…경찰 "예의 주시" - Chosunbiz > 시사 > 사회

記事によると、金塊が埋められているという位置が特定されているといい、埋められている金の量は約2トン、日本円で130億円規模です。しかし、当局は「金塊が埋められているというのはデマ」と発表しており、警察当局も動き「うわさにより文化財に指定された建物が破壊される恐れがある」と警告しているといいます。

今回の噂話には何故か2011年～2012年にソウル近郊の街にある桐華寺（とうかじ）に金塊が埋められているなどと話題になった張本人であるAさんが絡められているといい、本人が発表したという記載は一切ないものの、「このAさんが金塊の発掘を行っている」などと嘘話も飛び交っているとのこと。



このエリアは昔日本人が管理していた農場だったといい、そこにあるのは1914年に立てられた倉庫で国家文化財に指定されています。

一方で、地域では昔から当時日本人が暮らし第二次世界大戦後に帰国した際に財宝を残して帰ったという噂話があちこちにあるといい、どのような訳か今回金塊ネタの噂話が広まっているとのこと。いずれにしても2トンという金塊がそこにあるとは到底考えられず、当局は便乗した詐欺や投資の話しに耳を貸さないよう注意を促しています。