image_8

NASA、ジェット推進研究所によると、国際宇宙ステーションに内で集められた細菌を調査したサンプルの中に地球上では見つかったことがない新しい種の細菌を発見したと報じられています。

これはNASA及び南カリフォルニア大学、インドの研究者からなる国際研究チームにより国際宇宙ステーション内の様々な場所から集められたこれまでのサンプルから、地球上で見つかっていない新しい種の細菌が見つかったという研究結果です。

Microbes Unknown to Science Discovered on The International Space Station
国際宇宙ステーションから未知の細菌が発見される - GIGAZINE

具体的には、発見されたのは4つの菌株で、採取されたのは2015~2016年で国際宇宙ステーション内にあるモジュールの複数の天井パネル、観測用モジュールの『キューポラ』、食事用のテーブルの表面としており、国際宇宙ステーション内全体に広まっていると考えられます。もう一つは交換済みの古いHEPAフィルターという要は国際宇宙ステーション内の空気清浄機のフィルターから発見されました。

4つの菌株はMethylobacteriaceae(メチロバクテリウム科)に属していることがわかっています。これがいったいどこから来たのかという理由については現時点で国際宇宙ステーションに送り込まれた「栽培実験用に地上から植物が持ち込まれものが由来」と主張しています。地球上では淡水や沼地にいるような菌株だといいます。

詳しくは分からないものの、うち3つについては未知の細菌株だったとのことで「Methylobacterium ajmalii」と名付けることを現在提案しているとのこと。また現在の研究ではこの細菌がどうやら植物の育成にかなり役立つ可能性があるとみており、植物の根や芽の細胞分裂を促進する「サイトカイニン」の生成に不可欠な酵素の遺伝子が含まれていることがわかったとのこと。

いずれにしても大量のサンプルが国際宇宙ステーションに保存されており、今後も地球上では数少なく少数な未知の微生物が見つかる可能性があります。
このエントリーをはてなブックマークに追加