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「テレビの誕生日紹介などで最近やたら双子をみかける気がする…」。これは偶然だと思いますが実は統計学的に見た場合、近年双子が生まれてく率が集計されて以降最多となっているそうです。なぜ双子が多くうまれてくるのでしょうか。

オランダのラドバウド大学、英国のオックスフォード大学、フランスの人口統計研究所の研究者は、2010年から2015年まで、165か国における人口統計データバンク調査し、双子の数を集計しました。

More Twins Are Being Born Today Than Ever Before in History. Here's Why
Human Reproduction

現在、世界中の1,000回の出産あたり平均で12回が双子となっているそうです。思いのほか多いような気がしますが、統計ではこの数というのは少なくともここ数十年のうちで最も高いとしています。

具体的には1980年代初頭に収集された同様の記録と比較すると、1,000回あたり9.1回で双子だったといい、明らかに双子が生まれてくるケースが増えているとのこと。

当然、このデータは2015年時点のものであり新型コロナウイルスなどは一切無関係なのですが、何がここまで双子が増える原因を作っているのでしょうか。記事によると、体外受精などの医学技術が発達したことを受け、この技術を利用している親が増えていることにあると指摘しています。実は、このような技術は複数の胚を受精させて移植することにより、成功する出産の確率を最大化する傾向があるため結果として、双子の出産の発生率が高くなっているとのこと。

ただ、近年は医学のさらなる進歩によりこのような体外受精などであっても双子が生まれてくるケースというのは減少しています。ではなぜ双子が多くなっているのか。

もう一つは出産年齢です。近年、海外でも出産年齢が高くなりつつありこれが原因で双子が生まれてくる可能性が高くなるというものです。これはアメリカで実施された研究では35歳以上の白人女性のデータとして、このような年齢で出産した場合、それ以外よりも双子が生まれてくる可能性が3倍も高いことがわかりました。黒人女性に関しては4倍となっており、共通してこのようなことが増えていると考えられています。