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風力発電といえば扇風機のような形状のものが一般的ですが、いくつか形が異なるタイプが存在します。その1つスベインのベンチャー企業「Vortex Bladless」が開発した翼がない風力発電です。なんとゆらゆら揺れることで発電するタイプです。

今から6年前のスペインに拠点を置く企業「Vortex Bladless」が開発したことでちょっとした話題になっていた羽のない風力発電。これは棒状の発電装置に風が当たることで本体がブレる現象を利用した発電方法です。

Can we get wind power without the blades or the actual wind? These startups believe so



こちらが改良されたVortexです。このように一本の支柱のようなものが一般的な風力発電でいうところの翼にあたるもので、これが左右に揺れ動くことで発電しています。

この発電装置最大の特徴は風力発電を高コスト化させる要因の1つでもある翼や巨大なブレードを搭載する必要がない点です。また、質量が圧倒的に軽く、重心も低いため一般的な風力発電装置のように頑丈にする必要もないとのこと。

設置コストが安い以外にもメンテナンスも一般的な風力発電よりも手軽に行えるとしています。もろもろを含めたコストは同じサイズの風力発電よりも約30%ほど安く発電できるとしています。

▼6年前に発表したタイプ


今回発表されたモデルの構造としては発電はコイルと磁石を利用しゆらゆら動くことで発電しています。つまり一般的なモーター(発電機)のようなものは搭載していないとのこと。

設置場所もとらず軽量であるため建物の屋上などにも設置できるとしているのですが、従来の風力発電を置き換えるようなものにはならないらしく、設置がこれまで難しかったところに限られるという趣旨の説明がされているそうです。
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