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世界各地で発生している文化財への落書き行為。日本でも国内外の人間による落書き行為は多発しているのですが、これに関して先日、ユネスコ世界遺産にも登録されている万里の長城で行った人間が摘発されたと報じられています。

中国国営のCCTVによると、今月21日北京にある万里の長城に落書きしたとして、観光客を拘束し罰金の処分を下したと報じています。

詳細は不明ですが、この観光客は城壁に対して鍵や針金をつかって自分の名前を彫り込んだと伝えています。この一連の落書き行為が他の観光客により撮影され、インターネット上に投稿されたところSNSユーザーから「文化財毀損だ」という意見が多く出ていたそうです。結果的に当局は当該人物を特定し摘発に至ったとのこと。



実際に摘発されたのかは謎ですが、中国メディアによると、この手の国家の文化財に対する破壊行為は5~10日間の拘留措置となり、罰金は最大で約8000円となる場合があるとしています。

万里の長城と落書き

万里の長城についてはかなり昔より落書き問題が取り沙汰されており、例えば2014年にはあまりの落書きの多さから無料の「落書き専用ボード」を設置するという苦肉の解決策を打ち出していたこともあります。これは中国政府が行った対策になるのですすが、この落書き専用ボードがあろうことか万里の長城に直接打ち込まれており、どちらが破壊行為を行っているのかよくわからない対応をしていたことも話題になっていたことがあります。

ちなみに北京市政府は2006年時点における長城のレンガの持ち去りやレンガに落書きをすることを違法とし、200元(約3,450円)以下の罰金と定めていました。この時から額が増額していることから、落書き問題は現在も解決していないものと考えられます。
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