image_35

新型コロナウイルスのゲームチェンジャーになるとされるワクチン。現在日本を始め多くの国でワクチンの量産と接種が始まっているのですが、そんな中韓国ではムン・ジェイン大統領に行われた公開接種がフェイクだったのではないかと各メディアが報じています。

韓国メディアJTBCによると、今月23日ムン・ジェイン大統領夫妻がいろいろと問題になっているアストラゼネカのワクチン接種を行ったという映像が公開されたことに関して、ワクチンを打つとみせかけファイザーのワクチンを射ったのではいなかなどと韓国内のSNSで炎上状態となったとしています。

백신 바꿔치기?…일부단체 "불 지르겠다" 보건소 협박 | JTBC 뉴스



なぜこのような疑惑がでたのかは非常に単純で、こちらの動画では冒頭に看護師が瓶からアストラゼネカワクチンを注射器に注入している様子が写しだされているのですが、その後注射器を後ろにもっていき、ムン・ジェイン大統領に接種する時には何故か注射器の蓋が付けられていた点です。

つまり看護師が後ろに持っていった時、別のワクチン(ここではファイザー)とすり替えたのではないかというものです。

確かに不自然といえば不自然なのですが、ただ看護師の動きを見ると注射器を再びこちら持ってくる前に蓋をしめるような左手の動きをしていることも確認できます。その後、ムン・ジェイン大統領の左肩を消毒しており、この間右手には注射針を持った状態になっていることから針が刺さらないように先端を保護するというのは特に不自然な行為ではありません。

しかし、韓国のSNSで炎上状態となったことで防疫総括班長が声明を発表。「患者に接種する時は感染防止と注射器の誤接種を防ぐために蓋を着けたまま動かすことは最も一般的だ」と説明しました。

今回の問題を受けて接種が行われた保健所には爆破予告が出るなど謎の炎上となっているという韓国。既に警察当局も動き出しており、犯罪予告系については今後摘発していくとしています。