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北極海の下に潜む弾道ミサイル潜水艦。大量の核兵器を搭載しており、これ1隻あれば1時間以内に1つの国家を消滅できるほどの攻撃力があります。これに関してロシアの原子力潜水艦が氷の下からミサイルを発射するため魚雷で氷に穴を開けた可能性が指摘されています。

THE Driveによると、衛星写真および宇宙技術関連企業の『MaxarTechnologies』は最近、ロシアの潜水艦が北極圏の大規模な演習を行っている地域の衛星写真を公開しました。その画像に関して、どうやら魚雷を使用し分厚い氷を吹き飛ばした可能性があることがわかりました。

Russian Submarine Surfaced Beside Huge Hole Blown Open In The Ice Seen In Satellite Imagery

これに関して目的などは明らかになっていないものの、潜水艦が有事の際に弾道ミサイルやその他のミサイルをすばやく発射するための開口部として行った可能性があると指摘しています。

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こちらが撮影された写真です。巨大な弾道ミサイル潜水艦の隣に数十メートルはあるかと考えられる巨大な痕が確認できます。

潜水艦はボレイ型原子力潜水艦であれば全長170m、デルタ型原子力潜水艦であれば139mあることから中心部分の直径は30~40mはある可能性があります。

ロシア国防省によると、Umka-2021(2021年の北極海での軍事演習)の一部として氷に穴が開けたことを発表しているといい、これを行ったのは氷の下を航行する不特定の潜水艦による1つの魚雷の発射に何らかの形で関連しているといいます。



いずれにしても潜水艦が弾道ミサイルを発射するには氷のないところまで移動するか、一度潜水艦自体が氷を割り、浮上した状態で弾道ミサイルを発射する必要があるため非常に脆弱になることが指摘されています。そのため、魚雷で氷に穴をあけその隙間から弾道ミサイルを海面下から発射するということが考えられています。
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