image_70

人の足を吹き飛ばす非人道的兵器『地雷』。日本では野山を歩いたところでまず地雷を踏むようなことは皆無ですが、お隣韓国はそうでもありません。北朝鮮との国境に山林、それ以外の地域でも地雷が眠っており、ソウルから比較的近い山林では今も地雷に注意する標識が掲げられているそうです。

KBSニュースは去年から進めている地雷の除去作業について報じています。韓国における地雷の敷設地点は全土に広がっており、北朝鮮の国境以外の後方地域にも未処理の地雷原があるとされています。
산책로 옆 ‘지뢰지대’…해제한다더니 20년째 제자리

韓国の軍当局は、昨年から全羅南道羅州という朝鮮半島の最南西部に近い地域で地雷除去作業を進めています。この地域には1970年代までにM14という地雷が1,853発が埋められました。理由は防空基地をというそれだけの目的です。これまでに行われた作業で多くの地雷を除去したものの、68発が残っているとされています。

image_71

軍当局は当初、昨年までこの地域の地雷除去作業を終える計画を組んでいたものの今年11月まで延長。理由は昨年の大雨もあった以外も、地雷が埋められている作業区間外でも地雷が発見されたことが理由です。

この地雷除去作業は首都圏でも行われています。ソウルに近い『牛眠山』の道は30分ほど登ると、地雷地帯を知らせる標識があります。ここにはまだ地雷20発あまり残っていると推定されています。

現在韓国には北朝鮮との国境付近を除く、後方地帯の37エリアに3000発程度の地雷が残っているとされています。去年韓国軍が取り除いた地雷の数は430発あまり。当初軍は2001年時点で2006年に後方地帯の地雷は2006年にも除去作業が完了するとしていたものの、大幅にずれこみ既に2021年。

問題はそれだけではなく、地雷を仮に除去したとしても埋まっている可能性がゼロではなく少なくともそのような土地は市民に開放は難しいとしています。

地雷を100%完全に取り除くことは非常に難しく、一度敷設されるとその地域は何十年にもわたり何も利用できなくなる『死の土地』になるということがこの記事からもわかります。
このエントリーをはてなブックマークに追加