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アメリカで新しく配備されたのは先月配備されたF-15EXという機体です。これは戦闘爆撃機、F-15Eストライクイーグルの最新の派生型ということになるのですが、これまで付けられていなかった愛称について『イーグルツー(II,2)』と正式に発表しました。

先日、アメリアのエグリン空軍基地のFacebookページでライブストリーミングされた式典。これはF-15EXの除幕および命名式になるのですが、デューク・リチャードソン中尉がこの式典でF-15EXの愛称で正式に『イーグルII(ツー)』とすることを発表しました。

The New F-15EX Has Been Officially Named “Eagle II” - The Aviationist
F-15EX、米空軍が初受領 F-15C/D後継

F-15EXは現在配備されているカタール空軍向けF-15E ストライクイーグル『F-15QA』が最も近縁になるのですが、F-15EX自体がアメリカ専用の複座戦闘機だとしています。

具体的には従来のF-15、F-15Eには搭載されていなかった、フライ・バイ・ワイヤやデジタルコックピット、高性能のコンピューター、F-35などに搭載されているAESAレーダー、デジタル電子戦システム、12カ所の空対空兵器用ハードポイント、また最大9Gに耐えることができるという機体の耐久性の向上、さらにメンテナンス性の向上などがあるとのこと。

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具体的にF-15QAとの違いについてはAN / ALQ-250(EPAWSS)という装置、OMSという電子戦関連の機器がプラスする形で搭載されているとしています。

アメリカにける制空戦闘機F-15C、及びその二人乗りとなるF-15Dは導入から平均で37年が経過しており耐用年数が近いとしています。本来これらの機体はF-22に置き換えられる予定だったものの750機の予定が大幅に削減され187機に留まりました。その後開発されたF-35も開発が遅れに遅れ一部は置き換えられたものの、それ以外の基地ではF-35ではなくF-15EXに置き換えられることになります。

なぜこのような第4世代戦闘機が新たに配備されることになったのか、その理由の1つとしてはF-22やF-35の運用コストや導入コスト、その遅れに原因があると考えらます。一般の軍事ファンとしては無人機やステルス機でもない旧世代のF-15Eとほとんど代わり映えしない機体が今後も長く運用されるということで落胆したという印象を受けた方も多いのではないのでしょうか。
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