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多国籍で戦闘機を開発するとなると問題となるのは戦闘機に求める性能や仕様の違いです。これに関してEU(イギリスなどを除く)における第6世代戦闘機開発に関して開発を主導するというフランス・ドイツおよびスペイン間の主要な問題は取り除くことができたなどと報じられています。

海外の軍事系メディアによるとラ・トリビューン紙が4月2日に報じた内容として、FCASの主導者となるフランス・ドイツ・スペインにおける重要な問題という知的財産権と産業間のワークシェア協定に関してエアバス、フランスのダッソーは戦闘機の実証機を開発するにあたって不要な問題を取り除く合意に達したとしています。

French Senate confirms new industry pact for FCAS fighter jet program

これはフランス上院の外交・防衛委員会がそのような発表を行い、ドイツ政府も夏までに合意内容を承認するとのことです。次世代戦闘機プログラムFCASのスケジュールを遅らせないためにもドイツ議会が夏季休暇に入る6月下旬までに契約を確定させたいとしており、このタイミングでの合意は重要な意味を持っているとのこと。

フランスとドイツにおけるFCASの食い違いについてはこちらのサイトが詳しく紹介しています。
第6世代戦闘機「FCAS」開発で仏独対立、要求性能の「食い違い」で開発資金確保が困難?

FCASについては「1B」と呼ばれるこの次の段階でプログラムで「数十億ユーロ」の投資を開始するといい、戦闘機の座席が1つなのか2つなのかなど、主要な設計要素はこの交渉が終わった後に明らかになるとエアバス社の関係者は2020年末かたっていました。ただ、この内容については2021年4月上旬でもどうやら決まっていないらしく、交渉が続いているとのこと。



第6世代戦闘機はフランスやドイツ、スペインが主導するこのFCAS、そしてイギリスが主導するテンペストがあります。またアメリカでも既に開発が始まっているなどという報道もあり、これまでの戦闘機とは異なり膨大な量のデータを処理できるなどその性能は飛躍的に向上することになります。
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