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海外メディアによると、最近香港の海関局が摘発した密輸漁船から酒やフカヒレにまぎれてGPUと呼ばれるPCパーツが大量に押収されたと報じられています。その数は300基で、これだけでも総額が2800万円という規模になっています。

ビットコインなどの仮想通貨。最近さらに高騰していると報じられているのですが、これを取引以外で得る方法として、パソコンを使用し特定のデータを処理することで得られるマイニングというものがあります。

つまりPCでデータを処理することでビットコインなどの仮想通貨を電気代だけで稼ぐことができるということになるのですが、マイニングを行うための膨大なデータを処理するためにはそれに似合った処理性能が必要です。

その処理に必要となるのはGPUというパーツです。本来は高画質なPCゲームを楽しむための重要なパーツになるのですが、最近はビットコインなどの仮想通貨のマイニングに使われることがあり値段が下がらず品不足になる以外も明らかにGPUの値段が上がるなどマイニングによる需要を見越した価格設定となっています。

Hong Kong Customs Busts GPU Smugglers, Seizes 300 Nvidia CMP 30HX GPUs | Tom's Hardware
密輸されたNVIDIAのグラボ300枚が漁船から押収される - GIGAZINE

GPUはそのくらい重要なパーツになるのですが、今回香港海関局が摘発されたのはゲーム向けではなくマイニングを行うための専用GPUです。記事によるとアメリカのNVIDIAが開発したCryptocurrency Mining Processor(CMP)という処理装置を搭載した30HXが密輸されたといい、その数は300基。1基あたりの値段は海外市場では723ドル(約7万9000円)という価格で、警察によると押収額は約2800万円です。

香港当局によると当時、モーターボートを追跡したものの捕まえることができず。その後、引き返した警察が放置された漁船の積荷を確認したところ、大量のフカヒレやスマートフォン、GPUが見つかったとしています。



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