ドック型揚陸艦玉山級_9

艦内に上陸用の船などを搭載し兵士を載せ発進させることができるドック型揚陸艦。これに関して台湾海軍が新型のドック型揚陸艦が完成し来週中にも進水式と命名発表があるとされています。

海外メディアによると、2019年5月により建造が始まった新型ドック型揚陸艦(LPD)一番艦に関して、2021年4月19日に命名および進水式のが行われる予定が組まれていると発表しています。この式典には台湾の蔡英文総統らが出席する予定です。

台湾“鸿运计划”新型船坞运输舰命名“玉山舰”_凤凰网

このドック型揚陸艦は船体番号が1401、艦名は『玉山』と言葉が塗装されている様子を撮影しています。これは軍事マニアが進水式前に現地入りしその時撮影したものだといいます。

ドック型揚陸艦玉山級_8

ドック型揚陸艦玉山級_3

ドック型揚陸艦 玉山級(推定)についてはアメリカで開発されたAAV-7 水陸両用強襲輸送車および上陸用舟艇・陸上車(ハマー)、および673人の兵士を搭乗することができます。艦艇には防空ミサイルが搭載されるなど自衛や上陸支援ができるような装備が備わっています。

ドック型揚陸艦玉山級_6

ドック型揚陸艦玉山級_7

同艦は2018年4月に46億3,500万台湾ドル(1億5,630万ドル)の契約を発注し建造をスタートしていました。台湾海軍の司令部は、海軍の新しい水陸両用揚陸艦は、運用要件に従って設計・製造された新しいタイプの水陸両用軍艦で、水陸両用作戦、人員輸送、資材輸送、防災と人道救助に使用することができると説明しています。

ドック型揚陸艦玉山級_1

ドック型揚陸艦玉山級_2