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両手で構える大型のライフルではなく、片手でも撃つことができるハンドガン。一般的にライフルに比べ初速も遅く威力も小さいため近距離で用いられるのですが、ではこのハンドガンの最長命中距離はどのくらいあるのでしょうか。

実はハンドガンによる最長命中距離は昨年、2020年に更新されています。これはアメリカ、ネバダ州で現地時間2020年7月に10mmのハンドガンを用いて距離にして2010ヤード、1,838mの距離から命中させることができたというものです。また彼はグロック23を使用し、1650ヤード1500mの距離から複数回命中させることができています。

The Dead District: Victor Avila Sets New World Record For Longest Handgun Shot (Video)



彼は、通常のハンドガンの発射姿勢で状態で発泡しました。この時、車に体を接するような形になっていたものの、1800mという人間の肉眼では米粒以下にしか見えない目標に命中させました。

ハンドガンには特別なスコープが搭載されていたのですが、手ブレなどを抑えるような構造は無かったらしく、両手でしっかり支えて発射したと考えられます。

彼はアメリカで特別捜査官として人身売買や薬物など反社会的勢力と戦ってきた人物とのこと。また、ARENAコンテストが当時あり、これは警察官が使用するハンドガンの弾数を減らす一連の研究のリーダーになっているとのこと。



ちなみに大型のライフルにおける最長狙撃距離は2015年時点で3695mです。この記はフランスの軍事ベンジャミン准尉が記録したもので、この挑戦のため数名を選考し、3年の訓練期間を経てようやく成功させたとしています。