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暖かくなると虫たちも多く出始めますが、その虫が出てはいけないのは当然人間が口にするものです。韓国メディアによると先日韓国の23もの浄水場でまたもユスリカの幼虫が発見されたと報じられています。

韓国の環境部(環境省)によると1ヶ月間かけ全国447の浄水場の衛生管理点検に出を行った結果、23の現場でカルタグ幼虫が確認出来たと報じています。

정수장서 또 '깔따구 유충'…일 터지면 말뿐인 '관리' | JTBC 뉴스

これは水源から引き上げた水を浄水場を経て各家庭や施設に供給されるもので、ユスリカの幼虫が出てきたのは水源となる池などではなく施設内からで、東豆川浄水場など計5ヶ所で浄水処理を経た水、つまり水道水として供給される水の中からも幼虫が発見されたとしています。

幼虫が出てきたのは、京畿道東豆川と漣川浄水場、忠南保寧城主と忠清北道堤川ゴアム、江原華川ヤギ浄水場です。



理由は設備が古くなったり処理が正常に行われていないことに理由があるとしています。しかし韓国では去年にも同様の問題が発生していたばかりで、不備がないように対策が行われていたものの結果的に無視される形になりました。

環境部は遮断網を追加で設置するなどの緊急措置にでています。このような措置のため環境部は「各家庭に幼虫が入っていた水は供給されいない」などと説明しているものの実態としてはかなり怪しいといった状況です。


昨年、2020年には仁川と釜山、江陵など浄水場から供給された水道水から相次いで同じユスリカの幼虫がみつかっています。韓国政府はこれまでも何度も対策は行ったと説明しているもののまたも同じことを繰り返していたことになります。政府は『24時間365日監視をする』としているのですが、普通であればそれが当たり前のことがなぜ行われていないのか理由は不明です。