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最近テレビをつければ男女平等が謳われていますが、残念ながらその理想に近づけない理由は様々な問題が解決されないことにも理由があります。それは韓国で行われている徴兵制にも現れています。韓国における徴兵制は基本的には男性にだけ行われており、女性には行われていません。なぜ男女平等となっていないのでしょうか。

韓国メディアにとると近年、韓国の政界で浮上しているのは女性に対する徴兵です。韓国では今も徴兵制が導入されており、男性は18歳以上で病気などの例外を除き満20歳~28歳の誕生日を迎える前までに入隊しなければなりません。期間は18ヶ月から22ヶ月あります。

여성계, 여성징병제 논의 필요성 인정...젠더갈등 관점은 배격

若い大切な時間を最低賃金を下回る給料しか出さない状況で一年半以上も拘束するというのは、ある意味で『国防を担う』という大義が理由がなければ実現はできないのですが、一方で、男性のみが徴兵されるという問題については特に最近男女平等という観点から問題視されるようになっています。

これに関して韓国の法務法人全世界の代表弁護士は「単に男が軍隊に行く、女性は行かない」のではなく「物理的・社会的条件を総合してみなければ不平等を批判するのではなく、その主張をテーブルに乗せて理性的に議論することは必要がある」と述べています。

この人物によると「女性の中には職業軍人というものがあり、最近の軍隊ではコンピュータ化されたことで物理的な力を使う場合よりも高度な機器を利用した判断を下すような場合もあり、昔のように男女の体力的な理由を主張するのは議論する部分はある」と主張しています。
ただ、この手の女性徴兵制の議論が、男女性の対決になっている現在の状況は批判的な意見を主張しているとのことです。

とはいえ明らかに見た目では明らかに男女不平等の徴兵制については憲法裁判所は2014年に男性だけ兵役義務を課した兵役法の規定について全員一致で合憲決定を下した。つまり憲法上は問題はないとしています。
その判断理由については「男性が戦闘に適して身体能力を備えており、身体的能力に優れた女性も生理的特性や妊娠と出産などで訓練や戦闘関連業務に障害がでることがある」とし「最適の戦闘力を確保するために、男性だけ兵役義務者に定めたものは著しく恣意的だと​​見るのは難しい」としています。


韓国における徴兵制の問題については、例えば装備や施設が男性向けに作られており例えばある日突然女性の徴兵制を始めたところで施設側がそれに対応していないという問題も存在しています。それならば男性は徴兵制で女性は福祉で社会に貢献するなど様々な案が考えられるのですが、そのような議論は今後進んでいくと思います。

ちなみにイスラエルでは『男女平等』という理由なのかは不明ですが、当然女性も徴兵されています。ただ世界を見ても女性を徴兵するケースはすくなくマレーシア、ノルウェー、北朝鮮、スウェーデンのみです。韓国メディアKBSが2020年に行った調査では女性に対しても徴兵を行うべきかという調査によると回答者の52%が女性の徴兵に賛成、35%が反対しています。

そもそも今の時代に徴兵を設けるという理由があるのか。男女平等・徴兵云々と議論する前にまずは国民を拘束し徴兵をしなければ状況を解決することが先だということは考える必要があります。
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