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前編では現在の物流に欠かせないガントリークレーンがその物流のボトルネックになっているという内容を紹介しました。そしてこのキツイとされているオペレーターの仕事は将来どのように改善されるのでしょうか。今回は未来のお話です。

前回、釜山港の例としてコンテナの積み降ろしは24時間対応のターミナル運営システム(TOS)を導入して行っていると紹介しました。現在そのクレーンを操縦する人は有人です。しかし、船から積み降ろしする過程が非効率的なものになっており、その荷物がどこのクレーンに割り当てられるのかが利用するクレーンの中に人がクレーンの中で待機している状態だといいます。

そこで今回試験されたのは5Gクレーンリモートコントロールという技術。先程も紹介したように5G通信を利用することでクレーンにカメラや遠隔操作で動く装置を設置。これによりこれまでクレーンの1基に対して1人という割り振りから、快適なオフィス内で3~4基のクレーンを制御することができるようになるといいます。

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この技術は従来のコンテナ積み降ろしよりも効率的で、これまではクレーン内部からしか目視できないためコンテナは3段までしか積み重ねすることが出来ませんでした。しかし、カメラで見ることで4段以上も積み重ねることができ、40%ほど効率化することができると考えられています。

現在ガントリークレーンオペレーターは下を目視する形の姿勢になり首や背中などに負担がかかる姿勢になります。クレーンの下には作業をしている人がいるため目視による確認というのは仕方ないといいます。1台のガントリークレーンは4人により交代運用されるものの、夜明けや雨の日など難しい時があり疲労感は更に増すとのこと。

この装置を開発したLGユープラスはクレーンだけではなく、物流倉庫や運搬車もリモートコントロールにしたいと考えています。また将来的に無人で積み降ろしするようなシステムの構築も考えられているものの、例えばその積み降ろしの過程で100%人がいなくなるというものではなく、特に劣悪な環境で働く人を快適環境に移行するものになるだろうとしています。

前編はこちら

[르포] 부산항만에 5G 적용하자…1명이 사무실에서 크레인 4대 조종 - 조선비즈
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