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アメリカの民間宇宙開発企業、ストラトローンチ・システムズが運用を目指しているのはロケットを空中発射する専用機『ロック』。これに関して、先日2回目の試験飛行に成功したと報じられています。

マイクロソフト共同創業者の一人で2018年に亡くなったポール・アレン氏らにより設立されたストラトローンチ・システムズ。同社が目指しているのは世界最大の航空機『ロック』を利用した初飛行を実施し、これに成功したと報じています。


母機『ロック』は2021年4月29日にツイッター上で2回目の離陸試験に成功したと発表されました。前回の飛行が2019年4月で約2年ぶりに行われたという、なとも言えない微妙な状況になっていることが伺えます。

なぜこのようなことになったのか。理由は様々あるのですが、ストラトローンチ・システムズのポール・アレン氏が2018年に亡くなったことで事業継続が難しくなり一旦は事業が終わったとも報じられていたことがあります。

しかし、現在はロケットを打ち上げるというよりも、まずは極超音速機を発射させる母機として運用が考えられているとのこと。この機体は同社によるとTalon Aと呼んでおり、2020年末時点で開発している様子が発表されています。



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同社のホームページによるとスペースプレーンタイプの記載を残していることから、宇宙にスペースプレーンを打ち上げるという夢はまだ捨てていないことが伺えます。(下の画像右、Black Iceがそれ)
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母機ロックは最大で226.8トンの貨物(機体)を搭載し離陸することができるというとてつもない能力があります。その機体は上の画像では右3つで。いずれも極超音速機とスペースプレーンという構成です。従来はロケットを空中発射するという構想もあったのですが、現時点では運用は考えていないものと思われます。

いずれにしても事業が順調に進むのかは微妙なところで、この巨大な機体が運用できるのかはTalon Aの開発成功とその能力次第ということになるかもしれません。
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