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アメリカの民間企業スペースXが運用を目指す、超大型宇宙船のスターシップのプロトタイプに関して、先日5回目の試験が行われ、初めて一連の試験に成功したと報じられています。

現地時間5月5日午後5時25分、テキサス州にあるスペースXが保有する発射場から超大型宇宙船スターシップのプロトタイプ5回目となる試験が行われ、初めて爆発せず着陸させることに成功しました。



こちらが撮影された映像です。ロケットは今回高度10km、つまり一般的な旅客機の飛行高度まで上昇し地上に戻されました。着陸自体は前回の4回目でも成功していたものの、その後発射場の上で爆発するという事故があり機体が失われていました。いずれにしても打ち上げる度に修正を重ね、安全に着陸できるよう技術を高めていることが伺えます。

スペースXはこのスターシップを将来的に本格運用する目的で開発が進められています。スターシップの下には一般的なロケットのように補助ロケットを搭載可能で、これも地球に戻され再利用することができるようになっています。

アメリカ政府(NASA)がすすめる今後の宇宙開発についてもスペースXの宇宙船を多用することが想定されており、特に月面有人着陸船としてこのスターシップの派生型が使われることが決定しているため、2020年代後半から30年代前半にかけ開発は急速に進んでいくと考えられます。



スペースXは民間宇宙開発企業として草分け的存在になるのですが、その技術は他の民間企業・宇宙機関が玩具に感じるほど飛び抜ける規模になっており、ロケットの再利用、宇宙飛行士を国際宇宙ステーションへ行き来、次は月への人の輸送なの日本をはじめとした技術大国でも難しいことを確実に実現させています。
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