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一歩間違えば命に関わる危険でかつ強力で高価な兵器を扱う軍。当然、その扱い方は慎重に行われているのですが、一方フランス空軍では地上で仲間を縛り付け、その近くに機銃掃射するなど意味不明なことが行われていたとして捜査がはじまったと報じられています。

海外大手メディアによると、不祥事があったのは2019年3月、地中海に浮かぶコルシカ島南部の空軍基地で一歩間違えば人が死ぬような通過儀礼のようなことが行われていたとして、関わった人物らの捜査が始まったと報じています。

法军爆出骇人丑闻:飞行员被战友绑在靶子上,战斗机向其周围投弹开火
BREAKING A young French Air Force pilot has been tied to a target while fighter jets were firing live ammunition near by - AIRLIVE

記事によると、これは空軍基地に配属されたばかりの若いパイロットを射撃訓練場にある標的の柱のようなものに括り付けられ頭に布を被されます。その数分後にはフランスのミラージュ戦闘機が現れ括り付けられた柱から500mほど離れた別の目標に実弾を発射したというものです。この行為は20分ほど続いたとされています。

▼目標に縛り付けられる新人パイロット
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なぜ今になってから明らかになったのかは不明なのですが、訴えたのはこの儀式を受けた若い兵士で、その弁護士によると、マルセイユの裁判所に訴訟を起こしたと発表。一連の行為について、故意に他人の命を危険に晒し、暴力を行ったとして告発される可能性があるとし、弁護士から提供された動画や写真では、覆面をした被害者が動けない様子や、加害者の顔もはっきり映し出されており全ての証拠は検察に渡されているとのこと。

▼ミラージュ戦闘機(フランス空軍)
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フランスでは他にも3人の兵士が、国内で最も権威のある陸軍士官学校で異常な入学式を行ったとして有罪判決をうけている他、今年1月に3人のフランス人兵士が2012年に新兵を溺死させたとして過失致死罪で有罪判決を受けています。

この件に関してフランス軍のスポークスマンは「肉体的および精神的危害をもたらす可能性のある行動を非難する」と発表しており、空軍側も調査を開始したとしています。
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